第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-17】ワールドプレミア『The Night Before』

11/23[祝・木] ベルブホール
チケット情報

チケット料金

一般
前売:1,800円 / 当日:1,900円
子ども(4歳~小学生)
前売:800円 / 当日:900円

▼インターネットで購入

PassMarket

▼窓口で購入

多摩市立永山公民館(ベルブ永山 3階)

取扱時間:9:00〜17:00
※ただし、休館日および祝日の11/2、11/3、11/16、11/23は休止

多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ 7階)

取扱時間:9:00〜17:00
※ただし、休館日および祝日の11/3、11/6、11/20、11/23は休止
会場アクセス

ベルブホール

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5
小田急多摩線/京王相模原線「永山駅」より徒歩2分。ベルブ永山5階

The Night Before

  • 2023年/nuiavan 製作/60分
  • 監督・プロデュース=堀井綾香
  • 撮影=古屋幸一
  • 照明=加藤大輝、森直寿
  • 録音=Keefar、百瀬賢一
  • 出演=福地桃子、青木柚、前原瑞樹、さいとうなり、髙橋雄祐、平井亜門、山田愛奈

ストーリー

短編「prologue」:ゴミ処理場跡地に集まったエン、マル、マドカ。「革命」実行前の3人。夜が明けエンがとった行動とは――。

中編「飛べない天使」:とある地方。優佳は会社の飲み会の帰り道、商店街を走る男を目撃する。手に持つ枕から羽根を撒き散らし、天使のように去っていった。その夜、優佳は再び男に遭遇する。

コメント

本作は『The Night Before』と題し「prologue」「飛べない天使」の二部構成作品。

第一部では若者3人の会話から始まる。多くを語らないエンに対して、まるでエンを擬人化したようにゆっくりと会話を交わすマルとマドカ。私が印象に残ってるのはマドカの「もし、だらだらを願ってそうなったらすごくつまらない。何もしていない自分が嫌で死にたくなる」というセリフ。第二部に出てくる優佳の生き方にも同じような考えがあるような気がした。

社会を生きていくうえで包まれる「あるべき姿」とは。あるべき姿から解放されたときに目に映る食事や朝日はどんなものなのか。こころ赴くままに行動する彼らを見ていると自分の今までの考え方を俯瞰して見ることができる。自分が何かに埋もれそうな時に手を差し伸べてくれるような登場人物。ふとした日常の違いに少しの勇気をもって関わってみたくなる作品。自分も誰かに変化を与えることが出来る存在になれないかと思いを馳せてしまう。(K.M)

ゲスト紹介

堀井 綾香 監督

Horii Ayaka

初監督作品『dear TOKYO』(2018年)でTAMA NEW WAVEをはじめ、STARDUST DIRECTORS film fes2018賞など多数の入選、受賞経歴を持つ。 今作では異なる二つの物語を独自の視点で構成し、今後の活躍が期待されるなか、劇場公開監督デビューを飾る。

福地 桃子 氏

Fukuchi Momoko

東京都出身。2019年にNHK連続テレビ小説「なつぞら」の夕見子役で注目を集める。最近の主な出演に、映画『あの娘は知らない』『サバカン SABAKAN』『あの日のオルガン』、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「それってパクリじゃないですか?」「舞妓さんちのまかないさん」「鎌倉殿の13人」、舞台「橋からの眺め」など。今後も舞台「千と千尋の神隠し」をはじめ複数の作品への出演を控えている。

青木 柚 氏

Aoki Yuzu

神奈川県出身。2016年に『14の夜』で映画デビューし、18年に『アイスと雨音』に出演。21年公開の『うみべの女の子』でW主演を務め、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞にノミネート。同年米映画『MINAMATA』でジョニー・デップと共演。22年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」でヒロインの弟・大月桃太郎役を演じ、以降も映画『なぎさ』『神回』『Love Will Tear Us Apart』『まなみ100%』(いずれも23年)、配信ドラマ「EVOL」(23年)と、出演作が続く。

プログラム一覧

藤原季節氏、内田健司氏、周本絵梨香氏
藤原季節氏、林知亜季監督、義山真司氏、柾賢志氏、佐藤考哲氏、浅沼ファティ氏、石原滉也氏、毎熊克哉氏
奥浜レイラ氏(映画・音楽パーソナリティ)、高橋芳朗氏(音楽ジャーナリスト)、村山章氏(映画ライター)
佐藤浩市氏、阪本順治監督、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
上田誠氏、山口淳太監督、藤谷理子氏、石田剛太氏
永田芳弘プロデューサー、矢田部吉彦氏(前東京国際映画祭ディレクター)
福島良一氏(野球解説者、メジャーリーグアナリスト)、蛭間豊章氏(報知新聞社メジャー担当記者)、久保田市郎氏(SLUGGER編集長)
千原徹也監督、川上未映子氏(作家)
木村聡志監督、莉子氏、筧美和子氏、みらん氏、森直人氏(映画評論家)
石川梵監督
鈴木仁篤監督、赤坂太輔氏(映画批評家)
赤坂太輔氏(映画批評家)
大山顕氏、佐藤大氏、稲田豊史氏、速水健朗氏、妹尾朝子氏、山内マリコ氏
亀山睦木監督、小川深彩監督、森美春監督
菊地成孔氏(音楽家/文筆家)、佐々木敦氏(思考家/HEADZ主宰)、池城美菜子氏(音楽ライター/翻訳家)
小野峻志監督とご出演者のみなさま
福永壮志監督、中井圭氏(映画解説者)
アサダアツシ氏(脚本家)、金子鈴幸氏(脚本家)
堀井綾香監督、福地桃子氏、青木柚氏