第33回映画祭TAMA CINEMA FORUM
PassMarket【一般、子ども(4歳~小学生)】
PassMarket【支援会員、障がい者・付添者】
多摩市立永山公民館(ベルブ永山)
多摩市立関戸公民館(ヴィータコミューネ)
パルテノン多摩 2階 総合案内窓口(パルテノン多摩が会場の【B-1】〜【B-7】チケットのみ取扱い)
ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」に暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が。困った彼女は、変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。
ピンク!ピンク!ピンク!の世界がとにかくかわいい! 衣装も物もこだわりを感じて、眺めているだけで幸福感が溢れてきます。そして、ここぞというタイミングでかかる音楽。“私は何のために作られたの?”など、音楽に込められた想いが、さらに作品の魅力を深め、観客の気分を盛り上げてくれます。
作中、“人間界のあるある”がバービーたちによって大騒ぎされている様子は、嫌みがなくとにかくおもしろい。映画館では子どもからお年寄りまで楽しんでいて、あくまでコメディ作品として多くの人に愛されていることが分かります。
リアルワールドで生きる私たちは、無意識に自己否定や余計な謙遜を行い、完璧を求め過ぎてしまっています。そのことをバービーたちは、ユーモアたっぷりに気付かせ、洗脳を解いてくれます。この作品を観終わったとき、あなたもきっと“ありのままの自分”を認めて、ハッピーパワーに満ちているはず!(うに)
1984年生まれ、神奈川県出身。映画・音楽のMC・ライター。映画の舞台挨拶やトークイベント、番組のMCを務めるほか、雑誌、映画パンフレットへの執筆などライターとしても活動している。
東京都出身。音楽ジャーナリスト/ラジオパーソナリティー/選曲家。著書は「マーベル・シネマティック・ユニバース音楽考」「新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない~愛と教養のラブコメ映画講座」「ディス・イズ・アメリカ 「トランプ時代」のポップミュージック」など。ラジオの出演/選曲はTBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」「アフター6ジャンクション」「金曜ボイスログ」など。
1971年生まれ。映像編集などを経て、1990年代後半よりフリーライターとなり、主に映画関連の記事を執筆。ラジオやテレビ番組への出演、インディペンデント映画の配給、漫画家しりあがり寿が主宰を務める「さるハゲロックフェスティバル」の運営スタッフなど、雑多なことに手を出しながら活動中。