第35回映画祭TAMA CINEMA FORUM

プログラム紹介

【D-6】70年代青春の行きつくところ

11/10[月] ベルブホール
チケット情報
  • 一般
     
    前売 1,200円
    当日 1,400円 
  • 子ども(4歳~小学生)
     
    前売 800円
    当日 900円 
  • 支援会員特別料金
    1,000円 
  • 障がい者特別料金
    • 付添者1名も同一料金
    1,000円 

インターネットで購入

チケット販売サービス teket [テケト]購入ページ

窓口で購入

永山公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1木曜、第3木曜]
※「【A-1】第17回TAMA映画賞授賞式」のチケット購入については販売方法が異なりますので専用ページをご確認ください。

関戸公民館(多摩市公民館)

取扱時間:9:00〜17:00
[休館日と祝日を除く。休館日:第1月曜、第3月曜]
※「【A-1】第17回TAMA映画賞授賞式」のチケット販売はございません。
会場アクセス

ベルブホール

〒206-0025 東京都多摩市永山1-5
小田急多摩線/京王相模原線「永山駅」より徒歩2分。ベルブ永山5階

さらば夏の光よ

  • 1976年/松竹、バーニングプロ製作/松竹配給/89分
  • 監督=山根成之
  • 原作=遠藤周作
  • 脚本=ジェームス三木
  • 撮影=坂本典隆
  • 美術=森田郷平
  • 音楽=大野雄二
  • 出演=郷ひろみ、秋吉久美子、川口厚、仲谷昇、一氏ゆかり、林ゆたか

ストーリー

行動的で調子のよい南条宏(郷)と内向的で真面目な野呂文平(川口)は、なぜかウマが合う。そんな二人が戸田京子(秋吉)に一目ぼれする。宏は、野呂の京子への思いの強さに自分は身を引こうと考え、京子は野呂の愛を受け入れて同棲生活に入る。しかし宏は、今さらながら自分も京子を愛していると自覚して……。

コメント

1977年4月、大学生になった私は古い木造建物の一室に出向いた。そこは映画研究会の部室で、たばこの煙で奥が見えないほどだった。入部希望を告げて椅子に座ると、隣の学生が自分も新入部員であると言い、互いに自己紹介をした。

彼とは経歴に共通点が多く、例えば彼も私も同じ日(1976年11月21日)の同じ時間に、銀座並木座で森谷司郎監督の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を観ていたことも判明した。彼は秋吉久美子の大ファンで、話は当然『さらば夏の光よ』につながる。私が「あの映画はよかった。特にラストの……」と言いかけ、二人同時に「真っ赤な〇〇!」と言い合って、笑った。(〇〇はネタバレ防止です)

あれから50年近くが過ぎた。彼とは今でも年に数回は顔を合わせる。先日は暑気払いのビールを飲みながら、高橋伴明監督の『「桐島です」』がいかに素晴らしかったかを語り合った。(三)

プログラム一覧

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石川慶監督、月永理絵氏(ライター、編集者)
小泉徳宏監督 、北島直明プロデューサー
瀧内公美氏、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
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伊東蒼氏、大九明子監督、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)
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マティアス・ピニェイロ監督
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