第27回映画祭TAMA CINEMA FORUM
11/25(土)に開催される第18回TAMA NEW WAVEコンペティションにおいて、当日ノミネート全7作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。一般審査員の詳細・応募方法についてはこちらのページ にてご確認ください。
社会人になった哲夫・ヨシ・愛海・美木。4人は未だに高校時代、演劇部での卒業公演を引きずっていた。久しぶりの再会、彼らは雷と共に高校時代へタイムスリップする。「変えられるものは変える勇気を、変えられないものは受け入れる謙虚さを」
繰り返す、卒業公演。友人関係とは……。
開催場所が中央大学多摩キャンパスから近いこともあり、大学1年時からTAMA NEW WAVEの存在は知っていました。ただ漠然と「凄い映画祭がある」という印象で、同時に、「いつかノミネートされたい」とひっそりと考えていました。光栄。変わってしまうことを、うじうじと憂う女々しい私の考えがこの映画を通して世の中にもっと発信されて欲しいです。
1994年生まれ。横浜出身。中央大学映画研究会4年。同サークルで映画を撮り始める。今作でカナザワ映画祭2017期待の新人監督に入選。進路不定。最終的には映像作家と胸を張って言えるようになりたい。映像のお仕事下さい。
母親の裸をみて勃起したことが原因で、ED(勃起不全)になってしまった靖幸(15歳)。悩みを抱える転校生すみれ(15歳)の登場を機に靖幸の人生とあそこは大きく変化する。
思いっきり笑っちゃってください。
1995年生まれ、大阪出身。大阪芸術大学映像学科にて映画制作を学ぶ。卒業制作の本作は数多くの映画祭に出品するも、すべて落選。TAMA NEW WAVE ある視点部門にてようやくの上映を果たす。感謝。
売れないミュージシャンのユウジ(27)は突然の電話を受けて、故郷に向かってバイクを飛ばす。その道中、ユウジは3年前、親友のケンとムラカミと共に暮らした日々を思い出していた……過ぎ去った時間は戻れなくとも、そこに確かにあったもの。そんな、ひだまりのような日々に気付くまでの青春群像劇。
学生時代からの仲間と共に撮った、夢についての小さな群像劇です。些細な物語ですが、夢を持つ人、またかつて夢を持っていた人に共感していただけたら幸いです。
1989年愛知生まれ。日大芸術学部映画学科を卒業後、フリーの助監督としてドラマ、映画の現場で働きながら、自主映画を製作にも精力的に取り組む。2012年度日芸映画学科卒業制作『チャリンコ レクイエム』(13年横浜ハッピーミュージック映画祭優秀作品選出、同年中之島映画祭グランプリ)
住宅街で重要参考人を張り込む刑事たちの雑談を中心に人間関係を描く会話劇。
年代・役職を異にする刑事たちが繰り広げるさまざまな会話のなか、期待を裏切る結末は新たな事件の予感を誘う。
今回、初監督した作品がこうして上映の機会を与えていただいて大変恐縮しています。映画の現場はとても新鮮で刺激的でした。演劇の舞台では困難な表現が映像では簡単にできたりしたので嬉しかったです。もとは舞台用に書いた作品ですので、映像化したことでこっちの方が面白いとなると少し複雑です。
1973年生まれ東京都出身。俳優として演劇、TVドラマ、映画、ナレーションなどで幅広く活動する一方、自身の脚本・演出で劇団「殿様ランチ」の代表も務める。今回が初監督作品。
~櫻の樹の下には屍体が埋まっている~
人体から桜が咲き、死に至るという謎の病が蔓延した世界。原因も対策も不明のまま時間だけが過ぎて行き、いつしか桜になって死んでいくことは日常と化していった。
ある日、紗綾のもとに母が行方不明になったという連絡が来る。紗綾は翔太とともにしばらく帰っていなかった実家へ帰ることになるのだが……。
暖かい話と捉える方、暗い話と捉える方、観た方によって180度違う反応の帰ってくる作品です。作品内でも根本的なところはあまり説明していないので想像を膨らませながら観てください。皆さんがどう感じたか、どんなメッセージを受け取ったかぜひ聞かせてもらえたら嬉しいです。
1984年生まれ、神奈川県育ち。大学在学中に友人と脚本を共同執筆したことをきっかけに映画作りを始める。2014年制作の押し入れ女の幸福がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてグランプリを受賞したほか国内映画祭で多数入賞・入選を果たす。不思議な世界の日常を描くことが好き。