第31回映画祭TAMA CINEMA FORUM
30分~100分の中・長編作品を対象とした若手作家のコンペティション、TAMA NEW WAVEコンペティション。第22回目の本年度は、全国から集った応募作品175作品のなかから実行委員の1次審査、2次審査の結果、コンペティションノミネート5作品が決定いたしました。
11/13(土)にヴィータホールにて開催されるコンペティションではノミネート作品を一挙上映し、実行委員票と一般観客(=事前応募の“一般審査員”)投票の合計点が最も高かったものをグランプリ、ゲストコメンテーターが選定した作品を特別賞として表彰します。上映後に行われるゲストコメンテーターを迎えてのノミネート監督とのトークも必見です。
また、審査員の実行委員に強く支持された作品を「ある視点」部門にて11/15(月)、11/16(火)、11/17(水)、11/19(金)にわたって上映します。こちらも個性溢れる作品揃いの見逃せないプログラムとなっております。日本映画界に新風を送り込む新しい才能に、是非ご注目ください。
TAMA NEW WAVEコンペティションでの観客投票によって決まるベスト男優・女優賞。
今年のノミネートは下記の皆様に決定いたしました。
1978年生まれ、鹿児島県出身。独学で映画を作り始め、短編映画『女』『鵜野』(いずれも2005年)がひろしま映像展2005でグランプリ&演技賞をW受賞。『古奈子は男選びが悪い』(06年)が第10回水戸短編映像祭でグランプリを受賞。11年、長編映画デビュー作『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。主な監督作に『太陽は待ってくれない』(12年)、『わたしのハワイの歩きかた』(14年)、『夫婦フーフー日記』(15年)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16年)、『まともじゃないのは君も一緒』(21年)など。
1971年生まれ、和歌山県出身。映画評論家、ライター。著書に「シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~」(フィルムアート社)、編著に「21世紀/シネマX」「日本発 映画ゼロ世代」(フィルムアート社)「ゼロ年代+の映画」(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「映画秘宝」「メンズノンノ」「シネマトゥデイ」などで定期的に執筆中。YouTubeチャンネル「活弁シネマ倶楽部」ではMC担当。
第22回TAMA NEW WAVEコンペティションのノミネート全5作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。本年度は11/13(土)に開催されるコンペティション当日にご来場いただき、会場でノミネート作品をご覧いただいて審査投票を行う<会場審査員>と、事前にオンライン配信で全5作品をご覧いただき審査投票いただく<オンライン審査員>のふたつの審査方法を用意しております。一般審査員の詳細・応募方法については、こちらのページにてご確認ください。