=2024.3.13追記=
ゲストトークの追加ゲストに久遠チョコレート代表の夏目浩次さんが決定いたしました。夏目さんはオンラインでのご参加となります。
福祉と経済、生きがいと生産性、さまざまな人と共に働くよろこびと、その難しさ……理想を追い求めるチョコレートブランドの山あり谷あり、きれいなだけじゃない19年を描く、東海テレビドキュメンタリー劇場第14弾。
<イントロダクション>
愛知県豊橋市の街角にある「久遠チョコレート」。世界各地のカカオと、生産者の顔が見えるこだわりのフレーバー。品のよい甘さと彩り豊かなデザインで、たちまち多くのファンができました。その人気は日本中に広がり、いまではショップやラボなど全国に52の拠点を持ち、華やかなデパートのイベントの常連になっています。「久遠チョコレート」は、ほかのブランドとは一味違っています。代表の夏目浩次さんたちスタッフは、かれらが作るチョコレートのように、考え方がユニークでカラフル。心や体に障がいがある人、シングルペアレントや不登校経験者、セクシュアルマイノリティなど多様な人たちが働きやすく、しっかり稼ぐことができる職場づくりを続けてきました。
はじまりは2003年、26歳の夏目さんが3人のスタッフとはじめた小さなパン屋さん。その後、いくつもの事業を展開してきた夏目さんですが、トップショコラティエの野口和男さんとの出会いが大きな転機になります。「チョコレートは失敗しても温めれば、作り直すことができる」。しかもチョコレートはアイディア次第で付加価値が高まる魔法の食材。多様な人々を受け入れる夢の扉が見えました。こうして、新しくて優しいチョコレートブランドの凸凹な物語がはじまりました。
2022年/日本/カラー/102分
ナレーション:宮本信子
プロデューサー:阿武野勝彦
音楽:本多俊之
音楽プロデューサー:岡田こずえ
撮影:中根芳樹 板谷達男
音声:横山勝
音響効果:久保田吉根 宿野祐
編集:奥田繁
監督:鈴木祐司
製作・配給:東海テレビ|配給協力:東風
©東海テレビ放送
2回目の上映後には鈴木祐司監督と久遠チョコレート代表の夏目浩次さん(オンライン参加)をお迎えして、ゲストトークを開催します。
1973年生まれ。愛知学院大学文学部卒業、98年東海テレビプロダクション入社、報道部遊軍記者から、岐阜支社担当、ニュースデスクなど。主な作品は「あきないの人々~夏・花園商店街~」(04)、「約束~日本一のダムが奪うもの~」(07・地方の時代映像祭グランプリ〔取材〕)、「記録人・澤井余志郎」(10)、『青空どろぼう』(10)、公共キャンペーン・スポット「震災から3年~伝えつづける~」〔取材〕で、第52回ギャラクシー賞CM部門大賞、2014年ACC賞ゴールド賞。「チョコレートな人々」(21・日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリ)、「#職場の作り方」(22)。
1977年(昭和52年)愛知県豊橋市生まれ。2003年脱サラし、愛知県豊橋市で障がい者の低工賃からの脱却を目指すパン工房を開業。2014年久遠チョコレートを立上げ。現在全国40店舗60拠点を展開し、約700名の障がい者や多様な方々が働くチョコレートブランドとして成長している。2018年ジャパンSDGsアワード内閣官房長官賞を受賞。2023年東海テレビ制作「チョコレートな人々」が映画化。現在も全国で人気上映中。
東京都多摩市永山1-5 ベルブ永山5F
京王相模原線・京王永山駅、小田急多摩線・小田急永山駅から徒歩約2分