「台湾人生」
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台湾が日本統治下にあった時代に青春期を送った5人の台湾人のいまを追うドキュメンタリー!
休むことなく茶畑で働く楊足妹さん。原住民としての誇りを持ち続ける台湾原住民出身の塔立國普家儒漾さん。おてんばだった少女の面影が今も残る陳清香さん。ボランティア解説員として台湾の歴史を伝える蕭錦文さん。日本人教師への感謝の念を今も抱き続ける宋定國さん。
酒井充子監督が7年の歳月をかけ、日本統治時代、戦後の国民党独裁時代を経て現在に至るまでの、彼らの日々を温かなまなざしで見つめます。
「台湾人の悔しさと懐かしさと。本当に解けない数学なんです。」これは、台湾の日本語世代の女性が映画の中で語った言葉です。
台湾は長い歴史の中で外国の統治を受けてきました。1895年、日清戦争の結果、台湾は日本に割譲されました。日本語世代は、日本の台湾統治時代に教育を受けた人達です。人生の最も多感な時期を日本人として生きた人々でした。
第二次世界大戦での日本の敗戦そして撤退後は、中国大陸からやってきた国民党との衝突がありました。そして38年に及ぶ戒厳令下の混乱と弾圧で台湾語、日本語の使用を禁止され、過去を語ることが出来ませんでした。同じ日本語世代である李登輝元総統は、作家司馬遼太郎氏との対談で、彼ら台湾人の思いを「台湾人に生まれた悲哀」という言葉で言い表しました。
ドキュメンタリー映画『台湾人生』には日本人が知ることがなかった「台湾人に生まれた悲哀」が語られています。
◆「台湾人生」オフィシャルサイト:http://www.taiwan-jinsei.com/
■日時・会場■
2010年4月24日(土)
会場:ベルブホール(多摩市永山公民館)
(ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
■入場料■
前売:大人:1000円
当日:大人:1200円 こども:500円
(大人は13歳以上、こどもは4歳〜12歳・当日券のみ)
■チケット販売■
ベルブ永山(休館日・祝日を除く午前9時〜午後5時)
多摩市役所売店
聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7階「喫茶風」
多摩センター「福祉ショップきずな」
■スケジュール■
11:30-12:51 第1回上映
13:30-14:51 第2回上映
14:51-15:30 酒井充子監督トーク
15:45-17:11 第3回上映(酒井充子監督舞台挨拶あり)
18:00-19:21 第4回上映
*開場は各回上映開始の15分前です。
*トークはチケット半券提示で入場できます。
*トークの開場は第2回上映終了後です。
(第2回上映でご鑑賞のお客様はそのままご参加いただけます)
*集中混雑時は整理券配布および入場制限を行なう場合があります。