「無常素描」
- 東日本大震災の被災地を素描し、さまざま問いかけるドキュメンタリー映画 -
© 大宮映像製作所
東日本大震災発生から一か月あまり、被災地にカメラは入った。津波によって何もかもなぎ倒され、瓦礫が山となり、表面が露わになって荒れた土地の、土の色。そこを吹く風や海の音、潮の匂い……。それらを次々に収めていく。
失ったのは大きく、かけがえのないもの。カメラの前で話す人びとが発することばをひとつひとつ受け止めながら、この震災が私たちの社会にもたらすべきものについて、考えずにはいられない。
私たちの生をどう考えるのか? すべてが移ろう時間の経過のなかで、何を大切にして生きていくのか? 私たちは何処へゆくのか?
福島県三春町・福聚寺の住職であり小説家である玄侑宗久の語りとともに向き合っていく……。
◆「無常素描」オフィシャルサイト:http://mujosobyo.jp/
■日時・会場■
2011年9月3日(土)
会場:ベルブホール(多摩市永山公民館)
(ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
■スケジュール■
10:30-11:45 第1回上映
13:00-14:15 第2回上映
14:15-15:00 大宮浩一監督トーク・Q&A
15:30-16:45 第3回上映
18:30-19:45 第4回上映
*スケジュールは変更になる場合があります。
*開場は各回上映開始の15分前です。
*大宮浩一監督トーク・Q&Aはチケット(半券含む)提示で入場できます。
*集中混雑時は整理券配布および入場制限を行なう場合があります。
■入場料■
前売:大人:1000円
当日:大人:1200円 こども:500円(こどもは中学生以下)
*TAMA映画フォーラム実行委員会・支援会員の方は当日600円です。
■チケット販売■(8月6日発売開始)
ベルブ永山(休館日・祝日を除く午前9時〜午後5時)
多摩市役所売店
聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7階「喫茶風」
多摩センター「福祉ショップきずな」
■作品情報■
■ゲスト紹介■
◆大宮 浩一監督(おおみや こういち)◆
1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。
日本大学芸術学部映画学科在学中より、映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87/原一男監督)等で助監督を務める。その後、フリーの演出家として民族博物館等の展示映像をはじめ、CM、VP、教育映画などを制作。93年、有限会社 大宮映像製作所を設立。主な企画・プロデュース作品に、『よいお年を』(96/宮崎政記監督)、『JUNK FOOD』(98/山本政志監督)、『DOGS』(99/長崎俊一監督)、『青葉のころ よいお年を2』(99/宮崎政記監督)『踊る男 大蔵村』(99/鈴木敏明監督)等。
2010年、ドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。同作は、介護保険制度導入から10年を経た介護福祉の実状と、自らの理想とする介護を実現するため施設・事業所を立ち上げた若い介護スタッフたちの取り組みを描き、平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞。同年、若い介護スタッフたちが主催したトークライブと彼らの日常を記録した『9月11日』を企画・製作・監督。『ただいま〜』の続編が完成間近。
© 大宮映像製作所