「100,000年後の安全」
- 未来の人たちに何を託し何を残しますか? -

       世界中の原発から出る高レベル放射性廃棄物は、暫定的な蓄積場に現在置かれており、人災・天災等のリスクを考え地層処分という方法が発案された。
       フィンランドのオルキルオトでは高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が進み、放射性廃棄物が生物にとって有害ではなくなるとされる10万年間ここに保持されるという。
       廃棄物が一定量に達すると施設は閉鎖され二度と開けられることはない。しかし誰が一体それを保証できるのだろうか・・・
       東日本大震災後、緊急公開された本作品を多摩市でも上映します。
      ◆「100,000年後の安全」オフィシャルサイト:http://www.uplink.co.jp/100000/
    
■日時・会場■
      2011年7月9日(土)
      会場:ベルブホール(多摩市永山公民館)
      (ベルブ永山5F・京王・小田急線永山駅下車徒歩2分)
    
■入場料■
      前売:大人:1000円
      当日:大人:1200円 こども:500円
      (大人は高校生以上、こどもは小・中学生)
    
■チケット販売■(6月11日発売開始)
      ベルブ永山(休館日・祝日を除く午前9時〜午後5時)
      多摩市役所売店
      聖蹟桜ヶ丘ヴィータ7階「喫茶風」
      多摩センター「福祉ショップきずな」
    
■スケジュール■
      10:30-11:30 飯田哲也氏講演(予定)
      11:45-13:04 第1回上映
      16:00-17:19 第2回上映
      18:00-19:19 第3回上映
      
      *スケジュールは変更になる場合があります。
      *開場は各回上映開始の15分前です。
      *飯田哲也氏の講演はチケットをお求めの方は先着順でご入場いただけます。
      *講演会および第1回上映につきましては当日の午前9時半から整理券を配布いたします。
      *電力の供給状況によっては上映中止または変更となる場合があります。
      
    
■ゲスト紹介■
      ◆飯田 哲也氏(いいだ てつなり)(環境エネルギー政策研究所所長)◆
      
       1959年生、山口県生。京都大学原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。大手鉄鋼メーカー、電力関連研究機関で原子力R&Dに従事した後に退職。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府および東京都など地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を与えている。国際的にも豊富なネットワークを持ち、21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21理事、国際バイオマス協会理事、世界風力協会理事なども務める。
       3.11の大震災後、世論をリードするエネルギー戦略・原子力戦略を打ち出し、とくに「戦略的エネルギーシフト」により、「ミスター・エネルギーシフト」として知られる。
       主著に『北欧のエネルギーデモクラシー』(新評論)、共著に『グリーン・ニューディールー環境投資は世界経済を救えるか』(NHK出版)、『日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す』(洋泉社新書)、『自然エネルギー市場』(築地書館)、『今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし』(岩波ブックレット、2011年5月28日刊)など。