第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM
30分~100分の中・長編作品を対象とした若手作家のコンペティション、TAMA NEW WAVEコンペティション。第23回目の本年度は、全国から集った応募作品205作品のなかから実行委員の1次審査、2次審査の結果、コンペティションノミネート6作品が決定いたしました。
11月19日(土)にヴィータホールにて開催されるコンペティションではノミネート作品を一挙上映し、実行委員票と一般観客(=事前応募の“一般審査員”)投票の合計点が最も高かったものをグランプリ、ゲストコメンテーターが選定した作品を特別賞として表彰します。上映後に行われるゲストコメンテーターを迎えてのノミネート監督とのトークも必見です。
また、審査員の実行委員に強く支持された作品を「ある視点」部門にて11月12日(土)、11月13日(日)にわたって上映します。こちらも個性溢れる作品揃いの見逃せないプログラムとなっております。
日本映画界に新風を送り込む新しい才能に、是非ご注目ください。
TAMA NEW WAVEコンペティションでの観客投票によって決まるベスト男優・女優賞。
今年のノミネートは下記の皆様に決定いたしました。
1986年生まれ、奈良県出身。2012年、CO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)の企画募集で選出され、『Dressing UP』を監督。第14回TAMA NEW WAVEコンペティションにてグランプリと最優秀主演女優賞を獲得した後、2015年に全国の劇場で上映され、第25回日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞を受賞した。その後はオムニバス映画への参加や舞台作品などを経て、長編第2作『よだかの片想い』(21年)を監督。東京国際映画祭のアジアの未来部門に選出される。
1977年生まれ、三重県出身。ポレポレ東中野スタッフ。自主映画の映画祭では予備審査員を長年務め、様々な才能を発掘。作り手と共に劇場公開や上映会を企画し、数々の自主映画の傑作を世に送り出す。はじめての自主興行では宣伝のサポートも務める。2019年11月からはspace&cafeポレポレ坐で映画館の興行とは別の形で自主映画を上映していく企画「KANGEKI 間隙」を始める。自主映画ならではの風通しのいい表現方法を日々探求している。
第23回TAMA NEW WAVEコンペティションのノミネート全6作品を観賞し、グランプリ作品に投票する一般審査員を募集いたします。本年度は11/19(土)に開催されるコンペティション当日にご来場いただき、会場でノミネート作品をご覧いただいて審査投票を行う<会場審査員>と、事前にオンライン配信で全6作品をご覧いただき審査投票いただく<オンライン審査員>のふたつの審査方法を用意しております。一般審査員の詳細・応募方法については、こちらのページにてご確認ください。